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ふくしまスカイパーク ユルギスとディープブルースの機体整備&練習フライト
Jurgis and Deepblues at Fukushima skypark

ディープブルース・室屋さんの乗機であるSu−26の整備を行うため、ユルギスが1週間の短期日程で来日しました。滞在場所は、室屋さんのホームベースである福島。 以前から一度訪れてみたいと思っていた福島だったので、金曜の夜から日曜までの日程で出掛けてきました。
(写真は、全てOLYMPUS E-1にて撮影)


土曜の朝、ふくしまスカイパークに入るとユルギスによるSu−26のエンジンテストが始まるところでした。
この機体のエンジンカバーが外された状態を見るのは初めてです。


いつ見ても星形9気筒エンジンの始動シーンは緊張感たっぷりです。


湿気が多かったため、プロペラの先端からベイパーが出ています。(ちょっと分かりづらいですね・・。)


普段は柔和で茶目っ気たっぷりのユルギスですが、スホーイに乗ると別人のようです。


室屋さんとエンジンの状況について話すユルギス。渋い。


今回お邪魔したのはNPO法人であるふくしま飛行協会のハンガーです。スホーイの他にセスナ、パイパー、トバコなどが駐機しており一般の方々が見学できるように開放されていました。土日を通して、見学の人がほとんど途切れずに来ており、地元にすっかり根付いているように思えます。
今回は、急にお邪魔したにもかかわらず会員の皆さんに大変親切にして頂きました。


なにやら指導を受けている室屋さん。


 


エンジンの整備のあとはフレームのチェックが行われました。たくさんのネジでとめられているボディーのカバーを全て取り外すと、頑丈な鉄パイプのフレームが現れます。コクピットも非常に見晴らしの良い状態になりました。


ロバートさんが乗ったSu−29が福島に到着しました。あいさつにスモークをひと吹き!


機体を置いている山梨から1時間15分で飛んできたそうです。早いですね〜。
ですが、天候が悪くなると帰れなくなってしまいます。(苦笑)


福島の関係者の奥さんからSu−29のフェルト模型をプレゼントされ、にっこりのロバートさん。


突然ですが、福島市の「ミス・ピーチ」の皆さんが研修の途中でハンガーを訪れました。
なにしろユルギスは大喜びで、大サービスでした。


この日は、夕方からSu−29にユルギスと室屋さんが乗り込んでアエロバティック練習が行われました。室屋さんはユルギスに同乗してもらえる絶好の機会を得て、色々とフライトのノウハウを教えてもらっていたようです。室屋さんの今後のフライトが一段とシャープなものになりそうで、また楽しみになりました。
残念ながら台風6号の影響で、雲が厚く、写真は不調でした。(言い訳)
 


日曜日。Su26の整備は続いています。
コクピットの室屋さん。この寝そべった姿勢が激しいGに耐えられる秘密の一つのようです。


サングラスの方は福島のスーパーマンさんですが、ユルギスはハーレーを借りてご満悦。
私とカメラマンのI氏はこの方のビルに泊めさせて頂きました。ありがとうございます。


ユルギスとロバートさんのフライトが始まります。
この日は、ロバート・ユルギス組が2回、室屋・ユルギス組が1回、計3回のフライトが行われました。ユルギスはタフですね。


ふくしまスカイパークは福島市内の山の上に開かれた飛行場です。西側の山の緑を背景にした写真が撮れるので新鮮な感じです。


ランウェイ周辺は自然が豊富です。今回は特にクローバーが一面に咲いていたのが印象的でした。タンポポもたくさんありました。
サルなどの動物もたくさんいるそうで、ユルギスはバナナを用意して、モンキーに会えるのを楽しみにしていました(笑)。


蝶々もたくさん飛んでいました。ユルギスの頭の上にいるのが見えますか。

ユルギスは1週間滞在し、火曜日に帰国したそうです。
整備が目的だったので迫力の演技は見られませんでしたが、次回の来日の時(秋?)に「空賊」でのフライトが見るのが楽しみです。福島でも見られる機会があるかもしれません。

今回、ユルギス、ロバートさんは福島の皆さんの熱烈な歓迎を受けておりました。そのうえ、押しかけていった私まで良くして頂き、2日間を楽しく過ごさせて頂きました。また、何かの機会にはぜひ福島を訪問したいと思います。

※今回のユルギス滞在について、福島の itochaさん と Junsakuさん がすでにレポートされています。そちらも合わせてご覧下さい。
 

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