大瀬レポート           
2004年8月10日

5月以来の大瀬レポートです。(何かと忙しく、更新間隔が長くなってしまいました。)
仕事が夏休みに入り、8月10日から数日続けて大瀬に潜れることになりました。連日の晴天・猛暑で大瀬の浜は海水浴客でいっぱいでしたが台車でかき分けて元気に潜ってきました。

かくれてるつもりでごわす最初は外海の柵下へ入りました。例年この時期は水が濁っているので、外海の方が少しでも水がきれいだろう、と期待しての選択です。
でも、入ってびっくり、むちゃくちゃきれいでした!ゴロタの上ではキンギョやスズメの大群が乱舞していて群れ好きとしてはうっとりです。
水温も水面で28℃、水底でも27℃と沖縄顔負けです。
(この時期、黒潮がしっかりと入り込んでいるのだそうです。)
キンギョハナダイとスズメダイ(G3 自然光)

撮ってみやがれ砂地に降りてドロップオフに向かいます。
オキエソ(G3 自然光)

めくったな〜ドロップオフを一回りしてから少し岸へ戻ると、水深25mの緩斜面にたくさんの「にょろにょろ」ガーデンイールが顔を出していました。どこのガーデンイールもそうだと思いますが、臆病でダイバーが吐く泡を見ると引っ込んでしまうのでこんな証拠写真は撮れるのですが、アップは撮れそうにありません。閉鎖式で泡が出ない機材を使用すればかなりいけるのでしょうが・・・。
(このダイビングの目標は実はこいつらでした。)
ガーデンイール(G3 自然光)

しゅおっ浅い砂地に戻ってくると、そこら中にこの貝がいます。よく見ると目玉を出してよく動いていました。どうやら、活動する時間帯だったようです。
マガキガイ(G3 自然光)

めばばさらに浮上してゴロタ付近でネンブツダイの群れを追っていると見慣れない群れがやってきました。黄色いスジがありすぐにタカベだと気づきましたがすぐに遠くへ行ってしまいました。大瀬でタカベの群れを見ることはほとんど無いので、残念!と思っていたら、数分後にまた通りかかりました。どうやらこの辺りを回遊しているようです。この場で他の魚を見ながら待って、結局4週目にこの写真を撮ることが出来ました。スピード感があると思いませんか?
というわけで、少し大きめの壁紙写真を欲しい方に差し上げます。
タカベ群(G3 自然光)

2本目は、湾内の様子を見に行きました。砂に隠れたホタテ風の貝を発見。砂をどけてしまってからしばらく見ていると、パコンとやってまた砂に隠れます。うまくできています。
ツキヒガイ(G3 自然光)
 

めばば18mの魚礁そばでは、いつものようにメバルが群れています。
メバル(G3 自然光)

ウミトサカの中に隠れているアミメハギの子供。結構リアルな擬態で敵から隠れているようです。
アミメハギ(G3 自然光)

いや〜、今年の夏休みの大瀬はまさにグットコンディション、水がきれいで暖かく魚もたくさんです。(珍種はいませんが。)こんな事もあるのかと思う一方、これって地球規模の天候以上の影響じゃないか?と若干心配にもなります。

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